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女性ホルモンって何?

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女性ホルモンは卵巣から分泌されています。 女性ホルモンとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステン(黄体ホルモン)という2つの女性ホルモンのことをいいます。女性は、卵子のもととなる原始卵胞を卵巣内にもって生まれてきます。その数は約200万個ともいわれていますが、卵子となって実際に排卵されるのは約400~450個ほどです。

原始卵胞は、年齢とともに減少していきます。一般には、思春期までに170万~180万個が自然消滅し、初潮を迎えるころには20万~30万個しか残っていません。さらに、月経周期のたびに約1000個が消えます。原始卵胞のいくつかがエントリー月経が始まり、脳下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌されると、卵巣内にある原始卵胞が成長を始めます。このとき、反応する原始卵胞はI個ではなく、健康な女性であれば10~20個ほど。
つまり、ホルモンの刺激を受けた原始卵胞のいくつかが、排卵のためにエントリーするのです。
主席卵胞だけが成長する通常、成長を開始した卵胞のうち、成熟して放出される卵子は1個だけ。
それに選ばれるのはいちばん大きくて女性ホルモン反応がよいもので、ほかはすべて自然消滅していきます。主席卵胞と呼ばれるものが残り、排卵に向かって成長を続けます。
成熟した卵胞が卵子を放出月経開始から約2週問後、主席卵胞が直径20mmほどに育つと、卵巣はエストロゲンを出して脳に、排卵の準備完了を知らせます。それを受けて、下垂体が黄体化ホルモンを大量に放出すると、いよいよ排卵です。
熟し切った卵胞は卵巣の壁を破って押し出てきて、卵子を腹腔内に放出します。このとき、排卵痛という痛みを感じる場合があります。
排卵後の卵胞は黄体化する飛び出した卵子は、精子と受精するために卵管采に向かって遊泳を始めますが、抜け殼となった卵胞は卵巣内にとどまり、黄体になります。黄体からはプロゲステロンが分泌され、子宮内膜に受精卵を迎える準備をさせます。
その後、妊娠が成立すれば、黄休は妊娠黄体となってホルモン分泌を続けるのですが、妊娠しなかった場合は退縮して自体に変わり、消えていきます。
by jhorumon3 | 2008-07-30 18:36 | 女性ホルモン

女性ホルモンのバランスを整える


by jhorumon3